小学生のしつけポイント

難しい年頃の始まり小学生、同じ小学生でも低学年と高学年では随分と差があります。この難しい6年の間、親はどのようなしつけをしていけば良いのでしょうか?

低学年・・・子供目線で話をする
・低学年の叱り方・注意の仕方
・勉強の習慣づけが大切な時期
・外遊びに行くときは、帰宅時間と行先確認
・低学年に多い交通事故

高学年・・・冷静に叱ると効果あり
・高学年の叱り方・注意の仕方
・反抗期の始まり、どうすればいい?
・「〇〇しなさい!」という言葉はNGワード

「勉強しなさい!」は禁句
・親の役割は、やる気を引き出すこと
・やる気を引き出すテクニック

低学年・・・子供目線で話を聞かせる

 小学校低学年は、幼稚園・保育園から小学校にあがり、集団生活からたくさんの事を吸収して成長する時期です。友達が出来ると、親の付き添い無しで子供たちだけで外や友達のうちで遊ぶもことが多くなります。

叱り方、注意の仕方

 色々と考えるようになるので、頭ごなしに叱るばかりでは子供も反抗してくるでしょう、子供と同じ目線まで下がり、ゆっくり冷静に話をするのがポイントです。『人の話を聞く』という事も学校で学習してくるでしょうから、幼児期よりも話を聞かせることが有効だと思います。また、最近ではしつけでも叩く必要はないという考えが多くなっていますが、例えば、ふざけて話を聞かない、話を茶化すなどの場合、パチンと手でひっぱたいて目を覚まさせるのも私は良いと思います。

勉強の習慣づけ

 学習面では低学年の時期までに、普段から勉強をする習慣を身に付けておくことが大切です。自発的な勉強や何かに取り組む習慣を身に付けることにより、その後の勉強への取り組みが大きく変わるようです。うちの場合、幼少期から参考にしていたヨコミネ式の教育法で紹介されている「親は最小限の手伝いのみで子供たち自身の興味を引き出す方法」を実践していたので、教科に偏りはありますが、小学校での自分から勉強に取り組んでいます。ちなみに「勉強しなさい」という言葉は逆効果ですので、使わない方が良いでしょう。

外に遊びに行くときは、帰宅時間と行先確認

 小学生になると、子供たちだけで遊ぶことが断然多くなります。近所の公園であそんだり、友達の家であそんだり、時には子供たちだけの秘密の場所であそんだり、小学生になると親の目の届かないところで遊ぶことが多くなるので、安全面でのしつけは徹底する必要があります。遠くまで行かず、暗くなる前に帰るよう、帰宅時間や遊ぶ場所を約束して守らせるようにしましょう。

低学年に多い交通事故

 小学校低学年、とくに子供たちだけで自由に遊び回り始める1年生は、交通事故が多い年頃です。この頃の子供たちは、遊びに夢中になり興奮すると周りが見えなくなるため、道路や路地から飛び出してしまうことが多々あります。道路に飛び出さない事や右左の安全確認などを習慣づけることが必要です。
 自転車に乗る子は特に注意が必要で、自転車の交通ルールも知らないので、学校などで交通ルールを身に付け、落ち着いて行動できる年頃になるまで、子供だけで自転車に乗ることは控えさせて方が良いでしょう。

高学年・・・冷静に叱ると効果あり

 小学校高学年は、話もしっかり理解できる一方、反抗期の始まる時期でもあり、子どもへの接し方にも気を使うことが多くなります。

叱り方、注意の仕方

 高学年ともなれば、人の話をしっかり理解できる年ころなので、大きな声で叱ったり、手で叩いたりすることは、親への信用を失ったり反発につながる可能性がありますので、止めた方が良いでしょう。
 特に思春期などを迎え、大人の階段をのぼっている時期なので、自分の考えやプライドなども備わってきます。この時期に無理やり言うことを聞かせようと、怒鳴ったり、叩いたりすると、子供の心も反発心が生まれ、それが反抗期へと繋がります。
 大人の話も十分に理解できる年頃なので、しっかり向き合って納得いくまで話をしてあげましょう。冷静に叱られたり、注意されたりする方が効果がある時期です。

反抗期の始まり、どうすればいい?

 早い子ではこの頃になると反抗期が始まり、難しい時期を迎えます。叱り方やしつけ以前に、普段の接し方にも気を使います。ガミガミ言っても一切聞かず無視されたり、逆に言い返されたりと苦労が絶えないのが反抗期です。特に一人目のお子さんですと、親にとっても初めての経験となるため、子どもへの接し方がまずかったり、対応に悩むことも多くなります。ひとりで悩んでもまず答えは見つからないので、そのような時の経験が豊富な先生や先輩ママに相談したり、反抗期を迎えた子どもへの対処方法など専門家のノウハウを参考にすることが一番近い解決策です。
参考: 

「〇〇しなさい!」という言葉はNGワード

 自立心が育つ小学校低学年の年頃では、自分をコントロールしようとする親の言葉に対しては大きな反発心を抱くようになります。「勉強しなさい、早くしなさい、いい加減にしなさい」など、自分に対して一方的に命令する言葉を嫌うようになり、それが積み重なることで親への反発心が育ってしまします。
 自立心が芽生え、大人への成長を始めるこの年頃に大切なのは、何かさせようとするときに、その目的や理由を分かりやすく説明してあげることです。大人の世界では当然のことでも子どもには理解できないことに対して、「当然」とか「常識」などの言葉で省略せずに、納得いくまで説明してあげます。それが大人の世界を理解することとなり、子ども自らが行動する「やる気」を引き起こす切欠となることもありますので。

勉強しない・・・でも「勉強しなさい!」は禁句

 子供たちに勉強をさせるのは親の大事な役割だという考えが多くありますが、「勉強しなさい!」と無理やりさせた勉強は、一切身に付かないので無意味です。そればかりか、無理に勉強を強制されることで、それがトラウマとなり勉強に対して嫌悪感や反発心を抱いてしまいます。何かを学び身に付けるための勉強ですが、子どもが自ら「やる気」をもち勉強しない限り、身に付くことはありません。

親の役割は、やる気を引き出すこと

 子供たちがやる気になって勉強するために親がやるべきことは、まず、少しでも興味を持って勉強する環境や切欠を作ってあげることです。例えば、普段の会話の中でクイズとして計算問題を出したり、子供が興味のあることの本を買い与えたり、問題を終えるまでの時間を測ったり、点数を競わせたりゲーム感覚を取り入れたりなどです。つまり、親の役割は「勉強をさせる」ではなく、「勉強する環境を整えてあげること」「やる気を引き出すこと」なのだと割り切って考えることが必要かもしれません。

やる気を引き出すテクニック

 その他にも、子供たちの「やる気」を引き出す方法は色々ありますが、1人目の子供でそれらの方法を見つけ出すのは至難の業です。また、日本の小学校では、未だ詰め込み的な教育を行っているので、残念ながら学校には、子供の「やる気」を引き出すことは期待しない方が良いでしょう。
 そこで、最近では、子供の勉強に対するやる気を引き出す方法を実践および研究している一部の教師やコーチング指導員などが、そのノウハウを書籍やDVDの形で公開しています。書店に並ぶほど有名なものではありませんが、これらのノウハウを参考にして、子供たちのやる気を引き出すのも得策でしょう。