しつけの歴史

しつけの歴史、壮大な意味でいえば人が世の中に現れてからずっとあるものということになります。もちろん人だけでなく動物界にもあるでしょうし、人がペットにするしつけだってあります。『しつけ』とはマナーや秩序を教えることです。

 一昔前のしつけというと、親はもちろんですが、近所の人も一緒に行っていました。たった20~30年前まで、少なくとも私の周りではそうでした。友達のお母さんに怒られた、近所のおじさんに怒られたなんてよく聞きましたし、それで人を妬んだりする子供もいませんでした。しかしここ数十年で核家族が増え、近所付き合いもほとんどなくなり、近所の人に叱られたりすると、もめ事勃発!なんてことにもなりかねません。正直残念な世の中です。そういった流れが原因かどうかはわかりませんが、今は通りすがりに挨拶ができる子供もほとんどいませんし、人としての温かみを感じられない子供も多く感じます。とても淋しいです。

 そしてここ数年でしつけの流れは大きく変わりました。さきほど書いた時代と同じ20~30年前はしつけの一環として謝りながら大泣きしている子供を玄関の外へ締め出ししたり(締め出されたのは私です)バチンと叩かれたりする事なんて日常茶飯事でしたが、今そういった事があれば虐待と思われ通報されるかもしれません。それは実際しつけと称しての虐待で何人もの幼い命が犠牲になっている現実があるからでしょう。

 私は最近のしつけの流れに一抹の不安を感じています。しつけが変わってきているからかどうなのかはわかりませんが、今は子供に関しての様々な問題が増えているというのも事実です。昔のしつけは間違っていたのか、良くないのか、今一度自分が子供の頃を思い出して考えてみて下さい。そして良いところは生かし、良くない部分はしないように心がけてベストなしつけを見出してほしいと思います。